2006年02月08日に引き続き、MI1キャラ最後の1人、チェ・リムの話題です。
また、ファルコン氏の描いたチェ・リムのイラストも掲載されています。
テコンドー娘のリムちゃんはなかなか厄介な誕生の経緯を持った子でした。
当時、2002年〜2003年の間に巻き起こった「大人の事情」によってMIに登場するはずだったキムが急遽出場を見合わせないといけなくなりやむなく代役を立てなければいけない状況となりました。
韓国のUno Technology社の前身、VICCOM社の元社長がキム・カッファン氏。韓国のNEOGEO普及に貢献したことで同氏の名前を用いたキャラクターになったそうです。しかし、その後にSNKとの関係が悪化したと言われておりSVC CHAOSから、KOFでは2003以降、「キム」の表記が用いられています。ちなみにUno Technology社のCEO(最高経営責任者)は、カッファン氏のご子息キム・ジェイフン氏で、「餓狼MOW」のキャラクターに名前が使われています。
あと、キムの代役でヨンソン(武力)を出す案も出てましたが・・・
「主人公のガイも参戦してないのに、なんでヨンソンやねん!」と一蹴されました。
徐竜誠(ソ・ヨンソン)はハイパーネオジオ64の3D格闘ゲーム「武力 〜BURIKI・ONE〜」に登場するテコンドー選手で、同ゲームの天童凱、西園寺貴人などに並んで大人気だったキャラクター。
今でこそKOF XIに凱が登場していますが、もしMIにヨンソンが出ていたらビックリしたと思います。今からでも全然遅くないので、出して欲しいですね。
こうして、キムの代役としてヨンソンを押しのけて登場したチェ・リム。MI2ではどんなストーリー、衣装で登場してくれるのでしょうか?