「『餓狼』に、それと『龍虎』。」KOFではなく、各々の元作品でのキャラクターのストーリーについて。
画面上で動く新キャラがかなり完成していたにもかかわらず、結局続編が出ないで終わってしまったのは、ファンとしても残念で仕方がない。
「餓狼MOW」の続編について、嬉野氏の発言。2005年12月26日の記事でもお伝えしたとおり、「餓狼MOW」の続編は旧SNKで七割ほど出来ていたが倒産などのゴタゴタにより、お蔵入りになっているようです。
2006年1月6日の「KOF Another Day」の記事でも述べたように、「KOF Another Day」第2話にてビリーとロックの関係が取り上げられたが、あくまでKOFは「餓狼」とは世界観が異なる。
嬉野氏もファンとしての立場では、「本来の時間軸での"餓狼"の世界」を熱望しているようです。
今年は2006年、『MOW』の中で描かれていたのはまさに今年のセカンドサウスだ。テリーは今年で35歳、ロックはようやく17歳。リョウはたぶん49歳くらいだろう。
(中略)個人的には、本来の世界観でのビリーvsロクテリ、なんてものを見たいところではある。
渋みを増したビリーと、テリー、ロックの対峙。そしてマルコではなく、NBCや武力時代よりももっと歳を重ねた伝説の龍・リョウサカザキ。
古くからのSNKファンには、ぜひ見てみたい内容ではないでしょうか。
それともうひとつ、『龍虎』勢についても、『外伝』の引き方があからさまに続編を意識しているので、やはり『3』を見てみたいのがファン心理なのだが……
ご存知の方も多いと思いますが、「龍虎の拳」シリーズは「餓狼」シリーズの過去にあたるお話です。
「墓標」(黒タカ様)内コンテンツ「NEOGEO墓標」の「龍虎の拳外伝」紹介記事でもこの事について触れられています(「龍虎の拳3」の項参照)。
今後、PS2の「NEOGEOオンラインコレクション」にて「龍虎の拳〜天・地・人〜」、「飢狼伝説パック(仮)」が発売されることがSNKプレイモアより発表されていますが、ぜひ新作(続編)の開発にも着手して欲しいと思います
※参考資料:時系列考察〜月華の剣士、龍虎の拳、餓狼伝説、風雲〜(「SNK PERFECT DATABASE」内コンテンツ)